しし肉を食べよう
しし肉を食べよう!
江戸時代、しし肉は「山鯨」と称されて、寒さ厳しい冬の季節の栄養補給食として格好のものであったばかりか、薬食とされてきました。
しし肉は、食べるほどにからだをポカポカと暖めてくれます。その上、牛肉と比べてビタミンB1が多く、カルシウムは2倍と栄養は満点です。
そして、野生のしし肉には、コレステロールの多い家畜の肉と違いDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(イコサペンタエン酸)など、高度不飽和脂肪酸を多く含んでいます。それらは血栓を溶かしたり、血液をサラサラにして、若々しさを保つのに役立ちます。
野生の猪と家畜の脂肪は性質が全く違うのです。
野生のイノシシ肉は、老化を防止し、健康で長生きするための、良質のたんぱく質や脂肪が豊富に含まれています。
いつまでも健康でいさせたい~!
いつまでも若々しく美しくいさせたい~!
ぜひ、野生のイノシシ肉を食べさせてあげて下さい!
しし肉にはビタミンB群がいっぱい!
しし肉には、愛犬に欠かせない良質のたんぱく質をはじめ、疲労回復や皮膚・被毛の健康、新陳代謝を促すビタミンB群が豊富に含まれています。
低脂肪・低カロリーだけでなく、体に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB群が脂質や糖質の代謝を促します。
ビタミンは体の働きを助けて、その調子を整える大切な栄養素です。
ビタミンの働きとして、肥満対策、糖尿病、動脈硬化の予防、貧血予防、体力増進などがあります。
ビタミンB2、ビタミンB12はどちらもダイエットで不足しがちな栄養素です。
しかも、一度にたくさん取っても体内に貯蔵されないので、毎日の食事から十分取り入れて欲しい栄養素です。
しし肉は低カロリーなのに栄養満点!!
脂肪分が多く油っぽいというイメージがあるしし肉ですが、実はカロリーは、豚や牛肉に比べても低く、健康にも良い栄養素がたっぷりつまった食材です。
野生のしし肉と豚肉や牛肉の大きな違いは、その脂肪のつき方が全く違うという事です。
白身と赤身がハッキリ分かれており、脂肪の質が良いのです。これは、自然の中で自由に動きまわり、イノシシにとって生きるために必要な食材を必要な分だけ食べているからと思われます。
体に良い影響を与える脂肪酸
しし肉の脂肪には体に良い影響をあたえる脂肪酸が豊富に含まれています。
脂肪酸には大きく分けて【飽和脂肪酸】と【不飽和脂肪酸】の2種類あります。
飽和脂肪酸の特徴
体内で固まりやすく、多く取りすぎると血液の粘度が高まり、血液循環が悪くなります。
また、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やす原因となり、動脈硬化や肥満などにつながります。
主に動物性脂質に多く含まれるこの飽和脂肪酸は、豚肉や牛肉に比べると少ないのが、しし肉です。
多価飽和脂肪酸の特徴
飽和脂肪酸とは対照的に、体に良い影響をあたえる脂肪酸が不飽和脂肪酸でその中の多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させて、ドロドロ血液をサラサラにするのに役立ちます。
この多価不飽和脂肪酸が豚肉や牛肉に比べて多く含まれるのが、しし肉です。