手作り食で皮膚のトラブルを改善
シャロンは知り合いの厚木の警察犬訓練所から私の家に来ました。 生後3ヶ月で来てからすぐに尻尾の付け根に湿疹ができて全身に広がってしまい、ずっと都内のR動物病院でお世話になっています。
先生に丁寧に診てもらっていましたがシャロンはなかなか良くならず皮膚が黒ずむことがあったり、湿疹もなくなりませんでした。 おなかも丈夫ではなく、牛肉の脂ののった物をあたえるとすぐに下痢をし、ひどい時は下血をしてしまうこともありました。
そんな様子を知っている動物病院の先生の奥様から4年程前にビッグウッドの華を紹介していただきました。 「とってもいいものですよ」と紹介されましたが華だけにすると食べてくれなかったので、市販のドッグフードを半分混ぜて3年間与えていました。 その間もなかなか状態はよくならず、二年前には子宮蓄膿症の手術もしました。 その翌年平成14年の2月ぐらいからシャロンの胸の毛が抜けてしまい、丁度人間の手の平ぐらいの大きさのハゲができてしまいました。 皮膚細胞を剥ぎとり検査していただきましたが、ダニや細菌は見つからず、何かのアレルギーではと診断をうけました。獣医さんでは細菌性のものではないとのことで、消毒をしていただいていましたが、なかなか改善されず気になっていました。 その頃のシャロンはあまりに胸の部分を掻くので、傷になり、膿がかたまってただれてしまい、まるで鳥の足のようなうろこ状に皮膚が盛り上がってしまいました。 臭いもひどく濡れた雑巾をおいたままにしておいたような臭いがしました。特に外から戻った主人に何気なく「臭いね」と言われるのが、私は自分に言われているような気がしてしまい、「絶対にシャロンを治してあげよう!」と思いました。 そんな思いで12月に思い切ってビッグウッドのコンサルティングサポートルームに電話しました。 シャロンの症状と食事の現状を説明したところ、相談担当の方から『市販のフードを止めて、手作り食との併用にされたらどうですか』とアドバイスをいただきました。
それまでにも何度か手作りに挑戦したこともあったのですが、正直面倒で続きませんでした。 ただ今回だけはどうしてもシャロンを治してあげたかったのです。
すぐにサプリメントを注文し手作り食を始めることにしました。 市販のフードは一切やめ、トリの胸肉、ジャガイモ、かぼちゃ、ブロッコリー等を使った手作り食に華を混ぜ、愛犬活力源、エンザイム、ケルプを加えてあげます。何よりも食事の時にシャロンが足踏みしながら喜んで待っているのが一番嬉しいです。 食事を変えて2週間ぐらいで膿がおさまり始め、毛も少し生え始めました。 年が明けて1月末には病院での消毒薬も変えていただきました。そうするとシャロンの痒みもおさまったようで、掻かなくなりました。 その他にもそれまでは散歩から帰った後、足、顔、身体を濡れタオルで拭いていましたが、足を洗面器にお湯を汲んで洗ってあげるようにしました。散歩用の二種類のリードも首輪、胴輪の皮膚の弱い部分に当たる所にタオルを縫いつけてあげました。 とにかくシャロンにとっていいと思うことを全てしてあげようと思いました。 食事を変えて2ヶ月、今ではハゲていた部分に毛が生えそろい、ゴールデンらしい飾り毛が生えてきています。 黒くなっていた皮膚もピンク色に戻りました。ずっと気になっていた体臭もなくなりました。 最近は手作り食にも慣れて3日分まとめて作り、冷蔵庫に入れています。食事だけでこんなに改善できると思っていませんでした。
本当にビックリしています。 シャロンは状態の具合の悪い時でも私たち夫婦を楽しませてくれ、愛してくれました。 私たちにできることは「必ず治してあげる」という強い意志と行動だけでした。 家庭の中で誰の具合が悪くても心配になるものです。それが話すことのできない愛犬ならなおさらです。 しかも原因が全くわからなかったらどうしていいのか途方に暮れてしまいます。 そんな時、誰かに相談したくて仲の良い犬友達や獣医さんとお話しますよね。 私たちはビッグウッドさんを相談相手の一人として選びました。 なぜなら犬たちは自分で食事を選べず、飼い主から与えられた食べ物しか食べられないのですから。 ビッグウッドさんという犬たちの食事のプロに気軽に相談にのっていただけるのは、信頼できる獣医さんと同じようになくてはならない存在です。 我が家のシャロンは幸い早く結果がでましたがそうでない場合もあると思います。 そんな時でも自分なりに精一杯出来ることを一生懸命することだけは忘れないようにしたいです。
※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。