諭吉にもこんなホクホクごはんを毎日食べさせてあげたいと思いました
諭吉が1歳のころに去勢手術を受けたのですが、退院の際に先生から、手術部位に負担をかけぬよう15㎏の体重を維持するよう指示されました。
しかし、元気盛り食べ盛りのせいか、はたまた去勢手術のせいなのか、以前と同じ15㎏の給与量を与えているにもかかわらず体重が増えていきます。
病院で検診の度に体重オーバーを注意され「もっとフードの量を減らしなさい。」と言われました。 「今でさえ満足してないのにこれ以上減らすなんて残酷すぎる。」食べ終えた食器をいつまでも舐めている諭吉の姿を見ると、なかなかその決心がつきませんでした。 そんな折、病院でカロリーオフの療法食に目が止まり、先生に相談すると「これやったら量を減らさんで与えられるし、市販のダイエットフードを与えるよりかはよっぽど質が良いですよ。」との説明。その後2年半、この療法食で給与量も減らす事なく、とりあえずは15㎏を維持していました。
3才を過ぎたころ、諭吉の身体に湿疹が出はじめ、手足を狂ったように舐めるようになりました。そのうち指間全部に、人間の親指大の血膿み袋がボコボコと出来はじめ、肉球は熱っぽく発赤しベトベトで家中、血膿みの足跡がいっぱい。さらにドロンとした目ヤニが頻繁に出はじめ、潤っていた鼻先は乾燥し、硬いかさぶたになりました。それがどんどん分厚く角質化し、ついには中から膿みが出てくるようになってしまいました。諭吉は手足の痛みのためにお散歩を嫌がり、室内だけしか歩けなくなりました。獣医さんに何度も通いましたが、その度に「あんた、療法食以外のモノは食べさせてないのだろ?」そう言って先生は首をかしげていました。
諭吉を何とかしてやりたいという想いで何軒もの病院をまわりましたが、良くなる気配は全くありません。免疫不全症との診断でした。あちこちの病院からいただいたたくさんの抗生物質とステロイド・・・これが身体に良くない物であることは私も知っていました。ある夜、大量のクスリを一掃処分。「もうお医者さん任せにはしておけない!愛情一本、母の愛!」その後は、来る日も来る日もインターネットで副作用のない民間療法を取り寄せては試す日々でしたが、療法食はまだ毎食与え続けていました。
4才半頃のある日、手足が痛くて歩けない諭吉を少しでも楽しませてやりたくて、ドッグカフェ(大阪・南堀江のpaw cafe)に遊びに行きました。思えば、これがビッグウッドとの初めての出会いでした。
美人姉妹のオーナーは諭吉の血膿みの滲んだ靴下を見て「どうしたの?」と優しく声をかけてくれました。彼女達に今までのいきさつを話したところ、諭吉が食べている療法食と自分たちが愛犬に与えているビッグウッド社のフードの違いを教えてくれました。帰宅してすぐに、貸していただいたビッグウッドのカタログとHPを拝見し、諭吉をここまで苦しめた原因は私が3年間与え続けた療法食にあると痛感。翌日には早速お試しセットを申し込みました。
しかし、届いたフードで15㎏の犬に対する給与量を確認しようとして、その表示にびっくり。「こんなアバウトな表示、今まで見たことない。しかもスパミールに関しては10㎏までしか表示がされてない!」「華なんて、こんな小さい粒で諭吉が満足できるワケがない・・・paw cafeの姉妹は愛犬の給与量に満足なんだろうか?」そんな疑問を抱え、paw cafeに姉妹のワンちゃんの食事タイムを狙ってよくお邪魔しました。
百聞は一見にしかず!彼女たちの愛犬は『華』を主食に、ホクホクしたおからや、うっすらと余熱の残る煮野菜をたっぷり使った手作りごはんを食べていたのです。「こんな血膿みだらけの手足になってまで15㎏を維持する意味がどこにあるんだろ・・・。」給与量にがんじがらめになっていた自分の考えがおかしく思え、諭吉にもこんなホクホクごはんを毎日食べさせてあげたいと思いました。華ごはんを初めて与えた日、諭吉はむせぶようにして食べました。
ビッグウッドの食事に替えて半年、『愛犬活力源』はどこに行くにも持参し、暇さえあれば鼻や手足に塗布していました。一番最初に身体の湿疹が消え、その後は1度も再発していません。硬かった被毛は柔らかくなり、5mm程の分厚い鼻のかさぶたもボロボロと剥がれ落ち、2年ぶりに本来の鼻先が見えました。手足の腫れ物からは寝ている間も血膿みが大量に出るようになり、毎朝シーツの血痕に驚かされました。この頃からヨロヨロガクガクしながらも4-5歩、歩けるようになり、お散歩仲間に「諭吉君若返った?」「何かしたやろ?」などと聞かれるようになりました。
6歳になった現在、ビッグウッドの食事で1年半が過ぎました。スタッフの方に「結果を焦ってはいけませんよ。」といつも励まして頂いたお陰で頑張ることができました。『華』 『スパミール』『スパシチュー』に加え、玄米おじやなど色んなごはんにチャレンジした1年半でした。諭吉、一番のお気に入りは『スパミール』。悔しいかな私の手作りごはんより喜びます。『スパシチュー』にも目がないのですが、継続すると一気に体重が増えてしまうので、今は見合わせています。
療法食時代は空腹からか眠りが浅く、胃液もよく吐いていましたが、今では穏やかに熟睡しているみたいです。
体重は少し増えましたがあまり気にしていません。食材に気を配っているのですから、いずれ、しっかり歩けるようになれば身体は自然と引き締まると思っています。以前は地面を全く歩けなかった諭吉ですが、ソフトなアスファルトや小石のない道、芝生など、地面を選んであげればゆっくりとかなりの距離を歩けるようになりました。時には小石を踏んで足がガクンとなったり、帰宅してから肉球の手当てが必要な事もありますが、焦らずにやっていこうと思います。
以前の大きな血膿み袋や腫れではなく、今では指間のタダレ程度のものになりました。シーツを血膿みで汚すこともなくなり、毎日履いていた靴下も随分長い間使用していません。肉球部分のベトベトや熱をもった発赤は全くなくなり、だんだんきれいな薄ピンクの皮膚になってきました。鼻のかさぶたは、まだ剥がれてはできるを繰り返していますが、かさぶたの厚みは紙のように薄くなりました。相変わらずの食いしん坊で、いやしいところは以前と変わりませんが・・・。
親身になってビッグウッドを勧めて下さったpaw cafeさん、愛犬の健康を一番に考える素晴らしいフードメーカーのビッグウッドさん、そしてどんな時でも私を支えて下さった松崎様と野沢様、心からほんとうにありがとうございました。またご相談させて下さいね。
※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。