口から入っていく物の重要性、大切さを知り得たのが宝です
生後、1年余りブリーダーさんから指示されたアメリカ製のフードを主に与えながら育てていました。健康状態は特に問題もなく、真っ白で美しい歯並びが自慢の愛犬でした。
ところが、誕生日を過ぎた頃から、以前より、少し気になっていた体臭(犬臭さ)が異常に際立つようになり、しっぽの付け根あたりから出はじめた皮膚炎が悪化すると、ますます臭いも酷くなり無害で強力な脱臭スプレーのようなものはないものかと捜し求めたものでした。もちろん、獣医さんにも相談しましたが投薬と塗り薬では何の解決にもなりませんでした。
ある日、外出中に『自然食 for pets』という看板が目に止まり、来店してみると当時の若く体格のよい大木社長が出迎えてくれました。今から7年近く前のことだったと思います。体臭や悪化していく皮膚炎の悩み、楽しいはずのペットとの暮らしが予想外の負担となり大型犬を飼いはじめてしまったことへの後悔のようなものを打ち明けていると、大木社長から次々に”目からうろこ”の話が飛び出したのでした。
それは、愛犬を亡くしたことへの失意から全財産を投げ打って、良質のフード作りに心血を注いできたこと。そして、その結果、食事の改善こそが健康を左右し、体臭はもちろん皮膚炎も完治できるし天寿を全うするための近道であること等々でした。「脱臭スプレー、しかも安全で強力なやつありませんか?」 大木社長への私の第一声を今でも、何と的外れだったかと、思い出すたびに恥ずかしくなってしまいます。
その日から”華”と”愛犬活力源”を手にした私は、大型犬を飼い始めたことへの後悔から毎日のフード代の心配へと変わってしまった事を覚えています。しかしながら、その心配がすぐに安心料なのだという気持ちに変化していくのにもあまり時間はかかりませんでした。
何故なら、人や動物の口から入っていく物の重要性、大切さを知り得た宝となったからです。それ程、目に見える変化があったからなのです。
ある時など、自分が動物実験をしているかのような錯覚さえ覚えたものでした。そうして少しずつ確立していった意識の改革が、永い年月を経て愛犬だけではなく家族全員の体質改善へとつながっていったことも付け加えたいと思います。
昨年ルビィは子宮内膜炎で手術をしました。夏ごろから皮膚炎が出始め、散歩もあまり行きたがらなくなり11月に何度目かの通院でエコーを取った結果、子宮内膜炎で腫れがひどいということで手術を余儀なくされました。獣医さんからは年齢のことを考えると万が一の覚悟もしておくように言われました。ところがルビィは1kgもあった患部を摘出した翌々日に無事退院できました。どのくらい前から腫れあがった子宮を抱えていたのかわかりませんが、普通なら悪性腫瘍に変化してしまっても仕方ないと思います。ルビィの免疫力の高さがきっと命を助けてくれたのだと思います。
退院の帰り道にビッグウッドの階段をスタスタ登り、スタッフの間をねり歩き、水をがぶがぶ飲んでいる姿を見て、ほんの何十時間か前に大手術をしたことを想像できた人はいなかったでしょう。現在は散歩にも元気にでかけボール遊びも積極的で食欲モリモリです。太らないように気を使うのが大変なくらいです。
『自然食 for pets』の看板を見上げる度に、自分の運の良さとビッグウッドさんとの良縁に、ある種の感慨のようなものを覚えてしまいます。ご存知の通り、ペットとの暮らしは、そんな苦労も忘れてしまうほどの何かがありますよね。そんな良さ、幸せを最大限に感じられるようになったのもビッグウッドの商品やスタッフの方々のお陰だと思っています。
現在食事の切替え途中で悩まれている方が多勢いらっしゃると思いますが、今は体の中の毒素を排出する為に食事という方法で個々の細胞が戦っている大切な過程であるという事を充分に理解した上で、ペット達の自然治癒力を信じて見守る勇気をもってあげてほしいと思います。目の前で生きているペット達が必要としている事柄はいったい何なのか、しっかり見極めることができるのは、他でもない飼主自身の高い意識と深い愛情でしかないと思います。そして諦めずに、その個体から発するメッセージや変化を見つめ続けることで、きっと、最良の答えがでてくると思います。どうかカンバッテほしいと願います。
昨年の11月に8歳になり老年期に入ったルヴィですが、ますます健康に留意しながら天寿を全うしてもらうよう、飼主としてガンバッテいきたいと思っております。
※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。