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化学物質が身体に及ぼす影響について考えさせられた結石アレルギー

| 井手 狩(ハント)くん | W ・コーギー オス 4歳

狩(ハント)を我が家に迎えたのは、今から4年前のことです。 ー風変わったこの名前は、以前、ドッグスポーツの大会でフリスビーを身軽にキャッチするコーギー犬を見て以来、自分たちも愛犬とフリスビーを楽しみたいという思いから、フリスビーを「狩り」(hunt)するような活発な子に育ってほしいとつけたものでした。

けれど生後3ヶ月で我が家に来た狩は、ひどい目やに、しばしばおこる下痢、嘔吐、血便がみられ、また原因不明の咳、全身の痒みに悩まされるようになり、とてもスポーツを楽しめるような健康体とは無縁のまま時間が経過していきました。

被毛をかきわけてみると、皮膚はボロボロで血がにじみ、あちこちにかさぶたができています。病院で相談したところ、鶏、牛、ラムなど、肉類にはほとんど反応してしまうフードアレルギーだろうということでした。

最終的にはお魚とじゃがいもをメインにしたフードを与えていましたが、痒みが続く状態は変わらないままでした。 また、咳も初めの頃は時々痰がからんだようにウェッとしていただけだったものが、だんだんと、夜も眠れないほど咳き込むことが増えていきました。

あまりにも咳で苦しそうになるために夜間診療の病院に駆け込んだこともありました。そして気管虚脱との診断を受け、咳止めの薬を続けていたものの、なかなか良くならず、どうしてこの子ばかりが・・・という思いと、指示されたとおりの薬を使っていても全く良くならないことへの疑問が膨らんでいきました。

そんな時、知人に狩の咳のことを話すと、フードと飲み水、普段歩くお散歩の道を変えることで、同じような症状で悩んでいた犬が改善したようだという話を聞きました。 それによると、なるべく化学的な添加物の含まれていない自然素材のみでできたフードを与えること、飲み水についても、水道水ではなく天然のミネラルウォーターや浄水器を通したお水を飲ませること、除草剤などがまかれているような道でのお散歩を避けることなど、普段の生活の中で触れたり身体にとりこむ可能性のある化学物質を極力減らすことで、咳が出なくなったということでした 。

確かに、街中に住んでいる私たちの定番お散歩コースは、きれいに舗装され、整然と刈り込まれた木々や芝生のあるところばかり。おそらく雑草対策として薬物なども使われていたかもしれません。

飲み水も特に意識せずに、水道から直接あげていたのです。それでも平気で暮らしている犬もいるけれど、おそらく生まれつき弱い体質なのであろう狩にとっては、負担になっていたのかもしれない・・・そう反省した私たちは、できるだけ良い環境を整えてあげようと、飲み水を変え、お散歩道は少し回り道や遠出をして、人の手があまり加えられていない自然なところを選ぶようにしました。

そして、信頼できるフードをインターネットなどで調べる中で、ビッグウッドと出会ったのです。 相談室に電話をして、これまでの経過を話し、食べられるものがかなり限られ、反応すると考えられる食材を除いたフードを食べているのに、全く良くならないことを話したところ、当時相談担当だった野沢さんは、「狩くんは、本当にその食材に反応して、今の症状が現れているのでしょうか?」と言われ、アレルギーが起こる原因について考えられることを詳しく話してくれました。

アレルギーは、農作物や食肉用動物を育てるときや、フードを作る過程で使われることの多い、抗生物質やホルモン剤、保存料などの添加物、合成ビタミン剤などの様々な化学物質が体内に蓄積してしまうことで体液や血液がどんどん汚されて起こることが多いこと、ウンチやオシッコで出せない分を身体が吐き出そうとして、皮膚のトラブルなどアレルギーのような症状で現れること・・・野沢さんの話を聞きながら、私は、狩の咳の原因について知人から聞いた、化学物質が身体に及ぼす影響のことを思い出しました。

飲み水やお散歩道でも影響があるなら、直接口に入る食事ならなおのこと、影響がないはずがない・・・それまで、ブリーダーやお医者さんの勧めるままに、どんな中身なのか考えもせずフードを与えてきたことを悔やみました。

そして、それからは、なるべく化学物質は狩の身体にとりいれまいと決めて、『華』に切り替え、薬もストップしました。食事を切り替えることで、体内の悪いものを吐き出すお掃除として一時的に皮膚のトラブルが増すこともあるとよく聞きますが、狩の場合は、まだ若かったためか、心配していたほどひどくなることはありませんでした。しかも、3ヶ月経つうちには痒みが和らぎ、荒れてあちこち剥けていた皮膚も、もとのきれいなピンク色になり、フケもほとんど目立たなくなったのです。

少しずつ『華』の分量を増やしてゆっくりと切り替えをしたせいか、心配されていた消化の面でも全く問題なく、逆にそれまで時々みられた嘔吐や下痢もほとんどなくなりました。そして、食事や水、お散歩道の変更など全てのことが良いほうに働いたのか、咳も全く出なくなったのです!気管虚脱と言われたのは何だったのかと拍子抜けするほどでした。

しかし、落ち着いて元気に過ごせるようになったと思っていた矢先、また別の心配事が持ち上がりました。狩のおしっこに、時折薄い血が混じるようになったのです。病院の検査ではストラバイト結石が見つかり、医療食にするよう勧められました。しかし、ごくたまに尿に血が混じる程度の症状で、狩もいつもと変わらず元気で普通におしっこをしていたため、私たちもできるだけ自然なもので改善させたいと考えて、病院の医療食を断って、ビッグウッドのカタログで見た膀胱のトラブルに良いというハーブ特別療法食の「ブラロー」を試してみることにしました。

すると、驚いたことにそれから2~3日後の検査で、石がなくなっていることがわかったのです。お医者さんも驚き、喜んだ私は、もう治ったものと、「ブラロー」をストップしたのですが、しばらくすると、再び石ができていることがわかりました。 2年近く、小さな再発の繰り返しが続き、そのたびごとに「ブラロー」を使ってはおさまっていた狩ですが、ある時、異変が起きました。 片足をあげるおしっこのポーズがうまくとれず、背中を丸めて出しにくそうな様子をみせていたのです。また、カーペットの上に点々と血痕があるのに気がつきました。狩が歩くそばから、血がぽたぽたと落ちているのです。愕然としました。血の量は日ごとに増え、眠ったあとの布団にもしみが残り、いつもの元気が無くなった狩を見て、私たちは不安でいっぱいになりました。今までのように「ブラロー」を与えても出血はダラダラと続いています。

どうしたらいいものかと相談室に電話をしてはじめて、「ブラロー」の使い方を 誤っていたことを知りました。これらの療法食は薬とは異なり、根本的な体質を改善するために働くハーブを取り入れた食事ですから、たとえば、結晶や結石を作りにくい体質にするためには、最低でも3ヶ月は継続して使う必要があることを当時の私は知らず、症状が表れる時だけお薬を与えるような気持ちで使用していたのです。 また、相談に乗ってもらいながら今までの経過を振り返ってよく考えてみると、常に血尿があるわけではなく、長時間のドライブやお留守番をした数日後に集中して表れていることに気づきました。

担当の松崎さんによると、尿のPHバランスが崩れたりして結晶をつくるのは、体内のミネラルバランスの崩れが原因となる場合が多いため、食事の栄養バランスを整えれば、体質も改善されてこのようなトラブルも起こしにくくなるでしょうということでした。

また、たまに見られる血尿について考えると、単純にストレスが関係して起こることもあると伺い、キャンプが大好きな狩を連れて、車でたびたび遠出していたものの、狩自身はドライブがあまり好きではなく、移動中は落ち着き無く動いたり、ヒンヒンと泣いたりしていることを思いだしました。

おしっこ休憩のドライブインでも、先を急ぎたいために、「もう行くんだから、早くして!」と狩を急かしていたこと、カーペットにぽたぽたと血がたれると、不安のあまり「一体どうしちゃったの?」などと、声に出してごしごしと拭いていたこと、そういう時、狩は自分が悪いことをしてしまったようにしょんぼりとしていたことも・・・。

あの時も、この時も?と思い起こすたびに、どうして彼の不安な気持ちに気づいてやれなかったのかと胸がつまりそうになりました。 松崎さんは「犬たちは、人間が思っている以上に、飼主の心の動きに敏感で、私たちの不安やあせりを受けてしまうものなんですよ。それがストレスとなって、身体の弱いところに影響が出てしまうこともあります。狩くんの血尿については、それが原因のひとつとなっていたのかもしれないですね。でも、飼主さんの気持ちと行動次第できっと良いほうに動いてくれますよ。一緒に頑張りましょう!」と言われ、ドライブや生活面で、狩のためにどんなことに気をつけていけばよいか、詳しくアドバイスをくださいました。

また、被毛チェックを行い、オーダーメイドの療法食を3ヶ月間しっかり続けてみることに決めました。今後の方針が決まって電話を切ると、不思議と胸につまっていた不安の固まりがスッと溶けたようで、きっと狩は大丈夫だと思えたことを覚えています。 くよくよと後悔するのではなく、2度と同じ過ちを犯さないようにしよう、もう決して狩につらい思いをさせないようにしようと決意しました。

療法食を始め、アドバイスどおり、普段の生活を見直していくと、狩はどんどん元気になっていきました。私たちの気持ちが落ち着いたことが、彼に伝わったのかもしれません。

まず、膀胱の石や雑菌を早く吐き出せるよう、意識して水分をとらせ、なるべく おしっこを身体にためこまないよう、室内では排泄しない狩を頻繁に外に連れ出すように気をつけました。

また、私が心配する様子をみせないよう、出血があっても気にせず、血痕は狩にわからないようにふき取るように気をつけたり、家族全員外出しなければならない時は、お留守番の時間が長くなりすぎないようになるべく誰かが早く帰ってあげるようにしました。 また、長距離のドライブに出かける際は、狩の大好きなおやつやおもちゃを用意し、予め調べておいた道中のドッグランや公園などへ次々に立ち寄ってはボール投げなどで思い切り走らせ、一緒に遊び、気分転換できるようにしました。

以前は、目的地に着けば楽しく遊べるのだからと、つい先を急いで、狩にもどこか余裕のない態度をとっていたように思います。あせらずのんびり、道中での寄り道を楽しく満喫しながら行くと、狩には移動中がちょうど良い休憩時間になるようで、車に乗ると、ぐっすり眠ってくれるようになりました。以前に比べると目的地に到着するまでだいぶ時間はかかるようになったものの、それまでは単なる移動時間に過ぎなかった長距離ドライブは、私たちにとっても身体を動かし、家族で笑いあいリラックスできる素晴らしい時間に変わるという、嬉しい発見がありました 。

満ち足りた狩が、車内で熟睡する様子も、私たちを心から和ませてくれ、今まで時間を気にしてせかせかしていたことが馬鹿馬鹿しく思えるほどでした。

療法食や、こうして日々の生活面においてちょっとした改善をしていたことが効を奏したのでしょうか。驚いたことに、それから3ヶ月も経たないうちに、狩の出血はぴたりと止まりました。今でも結石の再発はなく、おしっこをする時も、ためらうことなくしっかり片足を上げて、勢いよくするようになったのです(笑)。

先日、私たちの住む埼玉から、大阪にある実家まで、狩の休憩もはさみながら、10時間ほどかけて出かけたのですが、全く問題なし!その回復ぶりに目を見張りました。

病気をとおして、私たちに大切なことを教えてくれた狩に、”ごめんね”と、”ありがとう”という気持ちでいっぱいです。 私は、狩を育てるなかで、愛犬を健やかにしてあげられるのは飼主だけなのだということ、その責任の重さを改めて噛みしめました。 安心して与えられる食事を愛犬に代わって選んであげること、言葉を話せない彼らから発せられるサインを見逃さないこと・・・その子が心身ともに充実した状態であるか、見極められるのは飼主だけなのです。

また、自分だけでは気づかないことを指摘してくれる、信頼できるアドバイザーを得ることの大切さも知りました。私の場合は、知人や、本当に犬の健康を考えてくれる、知識豊富で良心的なショップ、ビッグウッドの皆さんなど、たくさんの人と話すことで、今まで見えていなかったことに気づき、愛犬をよりよい形で育てるきっかけをもらえたような気がします。

私たちのこれからの課題は、甘えん坊の狩を、少々のストレスは軽く自力で跳ね返せるような強い子にしてあげること。 いつも狩の心からの笑顔が見られるように、ともに毎日を楽しんでいきたいと思います。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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