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手作り食に「華」やサプリを加えて半年後、肝臓の数値が標準値に!肝臓

奈良県 | 大橋 柔(やわら)ちゃん | シーズー メス 12歳

仔犬の頃に迎えてからすぐ手作り食を与え始めて、ずっと元気印で育ってきた柔でしたが、9歳の夏に逆流性食道炎を起こしました。

このことをきっかけに、健康状態をチェックしておこうと、初めてレントゲンと血液検査を受けました。血液検査は全く問題なかったのですが、レントゲンで見ると、肝臓にカルシウムが沈着しているようで、原因を調べるには3日間入院して腹腔鏡検査をしなければならないとのこと。 これからの柔の健康を考えると、どうしてあげるのが一番いいだろうかと、家族で話し合いました。 当の柔は元気いっぱいで、ウンチに至るまで不安な症状は見られません。年をとると、肝臓の代謝も落ちてきてしまうものだから、カルシウムの沈着も病的なものではなく、老化によるものではないか?

そもそも、体の外に何も表れていないのに無理して3日間も入院させて、体に負担のかかる検査をしてまで原因を調べる必要があるだろうか?その間に何かあったら、その後悔のほうが大きいに決まっている・・・。あれこれと話し合った末、腹腔鏡検査はせずに、これから半年に1度血液検査とレントゲンでチェックしながら、きちんとした食事で健康管理を行うことに決めました。食事はバランスよく、特に肝臓にしっかり栄養を与えられる食材(かぼちゃ、黒豆、小松菜、きのこ類、特にビタミンBやC、Eを豊富に含むものを様々取り入れて)を様々取り入れていくことにしました。

そして半年後、1年後の検査も、問題なくクリア!

こうやって自然な形で、少しでも老化をスピードダウンさせていければと願いながら2年が過ぎたころ、どうも柔の元気が無くなってきたように感じられました。

秋の予定だった血液検査を前倒しして行ったところ、肝臓の数値がかなり高くなっています。

お医者さんによると、手作り食が肝臓に負担をかけすぎているということで、あるメーカーの療法食フードに変えるよう促されました。これを食べなければ治らないと言われましたが、10年近く手作り食で柔の健康を守ってきた私にとっては、これまでの自分を否定されたようなショックを受けました。

それに、柔と暮らし始めてから、ドッグフードについていろいろと調べ、その危険性についても認識していました。全てのフードが悪いわけではないので、その療法食フードについてもどのような品質なのかを知って納得した上で与えたいと思い、フードメーカーに問い合わせました。ところが満足いく回答が得られないうえに、「人間は食べないように」とまで言われてしまいました。何が入っているのかもよくわからない、自分が食べられない食事をこの子に与えるのはとても不安です。しかし、手作りではやはり限界があるんだろうか、とすっかり自信を無くしかけていた時に、以前「家庭で治せるペットの病気」という本を読んで気になっていたビッグウッドを思い出しました。

どうしていいかわからないままに、相談室に電話したところ、担当の松崎さんは「せっかく今まで人間も食べられるごはんをあげているのに、それをやめるなんてもったいないですよ!」と言われ、もやもやしていた胸のなかがすっと晴れるような気がしました。 また、いろんな人に相談して、やっと自然食にも理解あるお医者さんをみつける事もできました。

経過をお話すると、1年半前から、当時通っていた病院の勧めで、歯磨き代わりに与えてきた牛皮のガムも、肝臓に負担をかける一因になっていた可能性があると知りました。無添加といっても、製造工程で行なう毛抜き処理などに化学薬品が使われているものが多いとのことでした。もちろん、夏の暑さや高齢など様々な要因が重なってのことなのでしょうけれど、「肝臓に不安がある子でも安全なものだから」という当時のお医者さんの言葉をそのまま信じてガムを与えてきたことを思うと、本当にショックでした。なるべく体に負担をかけたくないので、あまり薬は使いたくないとお話したところ、肝臓の数値がかなり上がっているので、とりあえず1ヶ月間は薬も飲んで、様子をみようということになりました。その日から、祈るような気持ちで、手作りと華を半々ずつに、元気な酵素、愛犬活力源、ケルプを加えた食事を始めました。

ドッグフード嫌いだった柔も、華は気にいったようです。1ヵ月後の再検査では少し数値が落ち着いてきて、お医者さんも、半年間、薬はやめて様子をみようと言ってくださいました。薬に頼らず改善していくということが、柔にとって最善の方法だと信じてはいたものの、こんなに上がってしまった数値が、果たして食事だけで改善できるだろうか?それからの半年間は不安との闘いでもありましたが、「数値に踊らされないで、元気で食欲もある今の柔をよく見て、信じていこう!柔はお母さんを見てるんだから、不安を与えないために落ち着いていてやることが一番!」と息子が励ましてくれたことで、ずいぶん楽になれたと思います。

そして半年後に迎えた検査では、なんとほぼ標準値に下がっていました!先生も「よかったですね、よくフードが合ってるんですね」と言ってくださり、家族みんなで乾杯して喜び合いました。

嬉しくて松崎さんにも報告しました。

その犬自身をしっかりみて、本来もっている自然治癒力を回復していけるようにケアしてくれるお医者さんやビッグウッドに巡り会えて、本当に良かったと思います。

小さい頃からおっとりした柔の性格は、今年12歳になる今もほとんど変わらず、家族がケンカをすると割って入るなど、私たち家族の潤滑油として重要な役目を担っています。

柔が私たちに与えてくれたものはあまりに多すぎてどれだけ返してあげられるかはわかりません。これから年を重ねるにつれて、いろいろと弱くなってくる部分もあるでしょうけれど、無理せず、あるがままの柔を受け止めて、できる限りのことをしながら、柔と楽しい生活を送っていくことが、私たち家族の願いです。犬たちは言葉は話せなくても、私たちの想いをしっかり受け止めて、一生懸命応えようとしてくれます。今、愛犬とともに闘っている方も、その子にとって一番良いと思えるもの、そしてその子自身の生きる力を信じて、乗り越えてほしいと思います。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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